寺地拳四朗 4月8日の3団体統一戦の相手が肺炎→変更 試合は防衛戦として挙行
ボクシングのWBA・WBCライトフライ級王者の寺地拳四朗(31)=BMB=と4月8日、有明アリーナで3団体王座統一戦を行う予定だったWBO同級王者のジョナサン・ゴンサレス(31)=プエルトリコ=がマイコプラズマ肺炎を発症し、対戦相手が変更されることが24日、主催者から発表された。試合は寺地の防衛戦として挙行される。
WBO世界ライトフライ級13位のヘラルド・サパタ(ニカラグア)とWBA世界フライ級2位・アンソニー・オラスクアガ(米国)を代役候補として調整中。2選手とも4月中旬に試合を予定しており、減量などを含めてコンディションに関しては支障はない。
寺地は都内の三迫ジムで3ラウンドの公開スパーを披露。キレのある動きで相手を追い詰め「いつも以上にいい仕上がり。やることは変わらないので試合まで集中してやっていく」と冷静に意気込んだ。
プロモートを担う帝拳ジム・本田会長は「WBA、WBCに診断書を添えて連絡した。こういう事故的なケースは、ほぼ承認してくれる」と説明した。