ボクシングの帝拳ジムは27日、ボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(37)=帝拳=が28日、引退会見を行うと発表した。
今年2月の年間表彰式で村田は、現役最後の試合となった昨年4月のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とのWBA・IBFミドル級王座統一戦を振り返り、「あの試合は僕の中では最後と思っている」と語っていた。
12年のロンドン五輪では、日本選手として48年ぶり2人目の金メダルに輝き、プロ転向後の17年10月にはアッサン・エンダムに勝利しWBAミドル級王座に就き、(日本人2人目)アマチュア、プロで頂点に立つ偉業を遂げていた。