井上尚弥 仕切り直し フルトン戦は7・25有明 拳負傷で延期「必ず勝ちに行きます」

 「ボクシング・WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(7月25日、有明アリーナ)

 ボクシングの大橋ジムは29日、前世界4団体バンタム級統一王者でWBC・WBOスーパーバンタム級1位の井上尚弥(29)=大橋=が、WBC・WBOスーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(28)=米国=に挑むタイトル戦を7月25日に東京・有明アリーナで行うと発表した。

 5月7日に横浜アリーナで試合が組まれていたものの、井上尚が今月中旬の練習中に拳を負傷し、22日に延期が発表されていた。負傷箇所である拳の筋の回復には、痛めてから1カ月ほどかかる見込みだが、現在は負傷箇所以外での練習に取り組んでいる。

 井上尚は自身のツイッターで「延期を受け入れてくれたフルトン陣営、各関係者に感謝をして最高の準備と最高の試合を約束します。そして必ず勝ちに行きます」と意気込みを示した。大橋会長は「新たな日程までに必ずや全開の井上尚弥に仕上げ挑戦させますので、ご期待の程よろしくお願い致します」と、ベストマッチで応える気概を見せた。

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