重岡優大 メンデスと暫定王座戦決定 亀田興毅氏「どんなもんじゃい!」代役連れて帰国
「ボクシング・WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦」(16日、代々木第二体育館)
ボクシング3150FIGHTの亀田興毅ファウンダー(36)は10日、米国から羽田空港に帰国し、WBCミニマム級3位の重岡優大(25)=ワタナベ=が16日に代々木第二体育館で同級7位の元WBO同級王者ウィルフレド・メンデス(26)=プエルトリコ=と暫定王座決定戦を行うことを発表した。
当初重岡優とWBC世界ミニマム級王座戦を行う予定だった王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)がインフルエンザでドタキャン。代役の救世主を連れて空港ロビーに現れた亀田氏は「どんなもんじゃい!」と安堵のファイティングポーズを取った。
緊急来日したメンデスは「チャンスを生かしたい。急に呼ばれたが、コンディションは大丈夫」と拳を握った。トラブルを乗り越え、重岡優の弟・銀次朗とのダブル世界戦にこぎつけた亀田氏は「ボクシングの神様はまだほほえんでくれていた」と冷や汗を拭った。