京口紘人 復帰戦は5・20フライ級転向 3階級制覇目指す「這い上がってもう一度世界のベルトを」

 ボクシングの元IBF世界ミニマム級、元WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(29)=ワタナベ=が11日、都内の同ジムで会見し、フライ級に転向して3階級王者を目指すと発表した。

 昨年11月に寺地拳四朗(BMB)に敗れて以来の復帰戦は5月20日、ローランド・ジェイ(フィリピン)31戦17勝(10KO)13敗(2KO)1分とのフライ級10回戦に決まった。「昨年11月、日本人同士の統一戦で初黒星でチャンピオンじゃなくなったんですけども、試合でたくさんの人にも勇気だったり、いろんな力を与えられたと思う。自分自身もう一度這い上がってもう一度、世界のベルトを巻くっていうことを目標に頑張りたい」と決意を新たにした。

 階級を上げ、1月にはパーソナルトレーニングで筋力強化に励み、合宿では館山砂丘を走りパワーアップに励んだ。「3日間だったんですけど、砂の傾斜のあるところを使って、主にサーキットトレーニングとかをして、ちょっと成長を感じられた。砂丘は初めてで、めちゃくちゃしんどかったが手応えは感じている」と明かした。

 来年にも世界戦を目指したい意向を示した。フライ級で一歩目を記す5月の復帰戦については「中盤以降にチャンスがあれば倒したいですね。1ラウンドでKOすると、分からないままのキャリアになるので、本当に耐久力の面だったり、どれだけ自分が機動力をいかせられるかとか、スピードパワー、全てにおいてを試して、最後は結果を出したい。できればKOをしたい」とプランを立てた。

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