榊原CEO「キックをズームアップする」新しい機軸形成へ 芦澤MMA挑戦「まあ、大変です」
格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEOは13日、「RIZIN.42」の対戦カード発表後、新たなRIZINの試合形式の新機軸を作り上げるプランを明かした。
5月6日の有明アリーナ大会はK-1出身の安保瑠輝也や、魔裟斗を下しK-1王者経験のあるブアカーオ・バンチャメーク(タイ)が「RIZIN.42」に参戦。榊原CEOは「新たな取り組みとしてキックをズームアップするかというか、僕らも新しいことをやってみようと思っている」と力説した。「RIZIN.41」で皇治に勝利し、MMA挑戦を表明した芦澤竜誠を例に出し「芦澤選手のようにMMAをやりますというのは素晴らしい志しなんですけど、まあ、大変なんです。平本にしたって、何年もかっている。芦澤が61キロのバンタムに放り込んでたちうちできるわけではない」と、MMA挑戦の難しさを明かした。
5月6日「RIZIN.42」では安保瑠輝也や城戸康裕(TEAM ONE)といったキック系の強者の反響を精査していくという。榊原CEOは「(キックは)殴る蹴るのダイナミズムというか、MMAにない魅力がある。そこを一回、選手達とみがいて、やっぱキック、面白いじゃんと言わせられるかどうかですね」と新しいムーブメントを作る方針を示した。