ダブル世界戦へ 重岡兄弟が計量パス「リングの上で分からせる」銀次朗「兄貴と世界チャンピオンになる」

 前日計量を一発でクリアしファイティングポーズを決める重岡優大(左)と重岡銀次朗(撮影・開出牧)
 前日計量を一発でクリアしファイティングポーズを決める重岡優大(左)と重岡銀次朗(撮影・開出牧)
 前日計量を一発でクリアし対戦相手のルネ・マーク・クアルト(右)とにらみ合う重岡銀次朗。中央は亀田興毅ファウンダー(撮影・開出牧)
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 ボクシングのダブル世界戦(4月16日、東京・代々木第二体育館)の全選手の前日計量が15日、東京都内で行われ、WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦に出場する同級3位の重岡優大(25)=ワタナベ=はリミットの47・6キロでパス。同級7位のウィルフレド・メンデス(26)=プエルトリコ=も47・6キロ一発パスした。

 プロ戦績6戦6勝(4KO)で世界戦初挑戦の兄・優大は「このような舞台で戦えることをうれしく思います。どんなに口で言ってもあれなんで、試合でリングの上で分からせる。楽しみにしていただけたら」と力を込めた。

 兄・優大とともに世界王者を目指す弟・銀次朗はIBF世界ミニマム級暫定王座決定戦に臨む。1月にIBF王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)と対戦し、無効試合となった。再戦が決まったが左鼓膜負傷により中止となり、元世界王者のクアルトと対戦することが決まった。相手は変わったが「明日は俺がKOで必ず勝ちます。2人で兄貴と世界チャンピオンになる」と意気込みを明かした。

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