重岡優大が7回KO勝ち!日本プロボクシング史上初の兄弟同日世界王者 弟・銀次朗と抱き合う
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「ボクシング・WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦」(16日、代々木第二体育館)
同級3位・重岡優大(25)=ワタナベ=が、同級7位・ウィルフレド・メンデス(26)=に、7回25秒KO勝ちし、日本プロボクシング史上初兄弟同日、世界王者誕生となった。
弟・銀次朗が2試合前に世界王者を奪取。セコンドに弟が付き、スイッチが入った兄は序盤から距離をつかみ、4回を終え、2人がイーブン。1人が39対37のジャッジを下した。5回の終了間際に左フックでダウンを奪った。7回にも左フックを決めると、相手は起き上がれず、リングに上がった弟・銀次朗と抱き合った。
兄弟王者は亀田興毅、大毅、和毅と井上尚弥、拓真に続き3人目。
優大は「ちょっと言い訳させてください。銀が熱い試合をして控室で泣きそうになって、ウルウルきていた。もっとバチバチの試合をやりたかった」と明かしながら、「世界王者を目指して小さいころからやってきたけど、ここがゴールじゃない。むしろ、ここから強くならなきゃと改めて思っている」と意気込んだ。