重岡銀次朗にKO負けのクアルト「今回は減量が問題だった」「もっといい試合ができた」
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「ボクシング・IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦」(16日、代々木第二体育館)
同級3位で元王者のレネ・マーク・クアルト(フィリピン)は、同級4位の重岡銀次朗(23)=ワタナベ=に9回2分55秒KOで敗れ、王座返り咲きを逃した。
1回に右カウンターでダウンを奪ったが、中盤から相手のペースに。ボディー攻撃を受けて劣勢に回ると、9回に左ボディーで2度のダウンを奪われ、最後は10カウントを聞いた。
試合後は「体重を減らしすぎて、普段なら銀次朗選手のパンチは受けられる強さだったが、減量でやってしまった。2回ぐらい彼をノックアウトできたが、今回は減量が問題だった」と敗因に言及。「銀次朗選手もいい技術はあるが、僕自身もいいコンディションだったらもっといい試合ができたと思う」と強気な姿勢を崩さなかった。