浅倉カンナは再起戦で完勝 通算20勝目「勝ってホッとしてます」
「RIZIN LANDMARK5 in YOYOGI」(29日、代々木第一体育館)
17年の女子スーパーアトム級トーナメント王者の浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が、RIZIN初参戦のV.V Meiに3-0の判定で完勝。22年4月以来の再起戦を飾り、通算20勝目を挙げた。
終始、攻めの姿勢でテイクダウンを奪うなどで主導権を握った。判定勝利を告げられ、帽子を取って、顔を覆った浅倉は観戦に訪れた祖母に向かって「ばぁばぁ勝ったよ~。誕生日おめでとう」と公開メッセージを送った。試合後インタビューには笑顔で「いや~、勝ってホッとしてます」。3ラウンド終了時に叫んだが「終わったな~という感じでした」。V.V Meiに対しては「強いイメージがあったので、セコンドのみんなと対策して、ほぼ当てはまったので対応できた」と戦略どおりの勝利を喜んだ。
今後については「今回の試合にすごい覚悟が必要だったので一端、休んで考えたい」と話した。