快勝の朝倉未来 平本敗戦で直接対決に後ろ向き「俺にとってメリットない」「クレベルとやりたい」

 牛久絢太郎(右)にキックを見舞う朝倉未来
 牛久絢太郎(右)を攻める朝倉未来
2枚

 「RIZIN LANDMARK5 in YOYOGI」(29日、代々木第一体育館)

 朝倉未来は、前フェザー級王者の牛久絢太郎と対戦。1年4カ月ぶりのMMAで、3-0で判定勝利を飾った。

 内容的には快勝。さすがの強さを示したが、「KOしたかったんですけど、できなくて残念です」と反省の言葉も漏れた。続けて、「今年中に試合をしたいなという感じで、相手は誰でもいいです」と語った。

 かつて、一本負けを喫した王者クレベルの名前を挙げ、「クレベルとやりたいですね、一番は。でも次タイトル戦ですよね。(挑戦者の)鈴木選手ともやりたいですけど、クレベル選手とやりたいです」とうなずいた。

 SNSなどで挑発され続けていた平本蓮は、この日、朝倉がかつて勝利した斎藤裕に判定負けを喫した。これで直接対決は微妙な状況に。「平本が結構、やるなと思いました」と振り返りながらも、直接対決には「タイミング次第で俺はいいですけど、俺にとってあまりメリットがないので。(自身が)アウトサイダー時代だったら、平本のほうが強いんじゃないですか」と、後ろ向きな様子だった。

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