大仁田厚が腹部大動脈瘤 手術を受けると公表 FMWEタッグ選手権勝利後に告白「医者からは止められてた」
“邪道”大仁田厚率いるFMWEが29日、“聖地”神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で「FMWEホーム第8戦~THE DAWN~夜明け」を開催。アジアタッグ王者の大仁田、ヨシタツ組が全日本プロレスからの刺客である石川修司、佐藤光留組の挑戦を退け、2度目の防衛に成功。試合後、大仁田は腹部大動脈瘤のため手術を受けることを公表した。
力道山、ジャイアント馬場さん、アントニオ猪木さんも巻いた“日本最古の王座”アジアタッグ選手権がFMWEのリング、鶴見爆破アリーナで開催されるのは史上初。大仁田と石川の対戦は「ジャイアント馬場没20年追善興行」(2019年2月19日、東京・両国国技館)での大仁田、ケンドー・カシン、鈴木秀樹、保坂秀樹VSグレート小鹿、長井満也、石川、光留戦以来、約4年ぶりとなった。
試合後、勝利に浸る中で大仁田は衝撃発言も。「大動脈瘤ということで。今日も生きて帰ることができました。医者からは止められてたんですが…。破裂すると死んじゃうよと言われたんですけど。皆さんおかげで戻ってくることができました。明日入院して、5月9日に手術します。6月11日、全日本のリング(郡山・ビッグパレットふくしま)のリングには絶対に戻ってきます」とマイク。
大仁田によると、10日ほど前にCT検査を受けたところ、大動脈瘤が発覚。30日に検査入院し、5月9日に手術する。切開するか、カテーテル手術になるかは現段階では未定。医師からは全治2~3ヵ月と告げられているというが、6・11郡山大会には強行参戦するつもりだ。