WBO女子AP王者・吉川梨優那 初防衛戦へ闘志「伊賀さんは最強の挑戦者」

 計量をパスした王者・吉川(左)と挑戦者の伊賀(ディアマンテジム提供)
 計量をパスした(左から)二階堂、安村、吉川、中辻(ディアマンテジム提供)
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 ボクシングWBO女子アジアパシフィック・ミニマム級王座戦(3日、大阪府和泉市和泉シティプラザ・弥生の風ホール)の前日計量が2日、日本ボクシングコミッション関西事務局で行われ、王者・吉川梨優那(ディアマンテ)、挑戦者で前日本女子アトム級王者の伊賀薫(真正)ともに一発パスした。

 ディアマンテジムは元女子WBO世界、WBC暫定世界フライ級王者の野上奈々(現役時は好川菜々)会長が創設。ジムに初のベルトをもたらした吉川は「(王座奪取した)昨年11月から半年があっという間だった。伊賀さんは最強の挑戦者。明日はお客さんに面白いと思ってもらえる試合をしたい」と初防衛戦に意気込んだ。

 アンダーカードには同ジム初の全日本新人王コンビが登場。2022年度スーパーバンタム級全日本新人王で日本同級20位の安村綺麗はスーパーフェザー級6回戦でベジータ石川(折尾)と対戦する。

 計量をクリアした安村は「ベジータ選手はとても素晴らしい選手。明日はお互いのベストを尽くして良い試合をしたいです」と、闘志を燃やした。

 2022年度フライ級全日本新人王で日本同級16位の二階堂迅はフライ級6回戦で藤田圭(DANGAN AOKI)と対戦。計量をパスし「今回は順調にトレーニングを進められ、早めに調整することが出来ました。練習通りしっかり戦います」と力を込めた。

 野上真司プロモーターは「コロナ禍で長らく、声を出しての応援が出来なかったが今回の興行からマスク着用での声出し応援が可能となった。明日はチーム一丸で出場選手たちの背中を押して、盛り上げたい。来ていただいた皆さんにも一緒になってもらい、最高の興行にしたい」と、語った。

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