大動脈瘤の大仁田厚 アジアタッグ王座返上を拒否 ドリー・ファンク会長へ「ベルトを返上するつもりはない」
「邪道」こと大仁田厚が4日、保持するアジアタッグ王座の返上を拒否する姿勢をみせた。腹部の大動脈瘤の闘病中ながらも、ドリー・ファンクPWF会長にベルトを返上しないことを伝えたことを明らかにした。
4月29日のFMWEホーム第8戦「~THE DAWN~」大会(横浜・鶴見青果市場)でアジアタッグ王座を防衛した大仁田。大病もあり、ドリー・ファンク会長は「わたしはアジアタッグ王座の返上を、ミスター大仁田、並びにオールジャパンに勧告致します。とにかく今は手術で病に打ち勝つことが先決。手術の成功を心から祈っている」などとコメントを発していた。
これに大仁田の返答は「ドリーファンク会長へ。申し訳ありませんが、アジアタッグチャンピオンベルトを返上するつもりはありません。俺は必ず大動脈瘤を克服して、リングに戻ってきます。師匠のジャイアント馬場さんも言っていました。どんなことになろうと、怪我をしようと、リングに上がり続けるのがプロレスラーだと」。生命の危険を脅かす病気ながら、馬場さんの教えを実践する。
さらに「手術の後、6月11日の全日本プロレス郡山大会(全日本プロレス・ダイナマイトシリーズ2023ふくしまパレット大会)のリングに立つことを、目標にして過ごします。ドリーさんへ。それでもアジアタッグのベルトを返上しろと言うなら、貴方が取りに来てください。大仁田厚」と記し、強い姿勢を示した。大仁田は3日に検査入院し心電図やMRI検査を受けていた。
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