カズ次男、三浦孝太が1RTKO負けでRIZIN初黒星 仰向けで号泣「ほんと、悔しい」 通路でも涙止まらず 7カ月ぶり試合で惨敗

 三浦孝太に勝利し、喜ぶYA-MAN(右)=撮影・佐々木彰尚
 三浦孝太(下)を攻めるYA-MAN(撮影・佐々木彰尚)
 YA-MAN(左)に攻め込む三浦孝太(撮影・佐々木彰尚)
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 「RIZIN.42」(6日、有明アリーナ)

 サッカーのポルトガル・オリベイレンセでプレーする“サッカー界のキング”三浦知良の次男・三浦孝太(BRAVE)がYA-MANと対戦し、1ラウンド3分13秒でTKO負け。RIZINデビューから3戦目で初黒星を喫した。

 父の愛する「男はつらいよ」のテーマ、アレンジバージョンで入場。第1R、序盤から激しい展開を見せた試合は、三浦がこれがMMAデビュー戦のYA-MANを相手に組み合いで優勢に立ったが、適応してきたYA-MANが中盤から優位となり、その後、打撃で三浦を圧倒。グラウンド戦でヒザを浴び、そのままラッシュ。レフェリーが止め、TKO決着となった。

 屈辱の敗戦に、鼻血を出しながらあおむけになって涙。リングから去る際も、膝に手をついて、涙が止まらなかった。試合後はは「ほんと、悔しいです。テイクダウンが取れるだろうと思っていた。タックルから、フェイントからの攻撃は、何パターンか用意してたんですけど、作戦どおりできなかった」と、振り返った。

 三浦は21年の大みそかのデビュー戦でYUSHIに1回TKO勝利。昨年9月の前回公式戦はブンチュアイ・ポーンスーンヌーンにタップアウト勝利し2連勝中だった。大会前にはYA-MANが「すごい家系の坊ちゃんだと思うので、自分みたいな人種とは関わってこなかったと思う。怖い思いをさせてやりたい」と発言をしたが、これに対し三浦孝太は「家庭がどうだからとか、どっちが偉いとか思っていない。全く違う家庭環境だと思うんですけど、リングに上がればそこは一緒。関係ない」と、ピシャリと一蹴していたが、3連勝はならなかった。

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