芦野祥太郎が全日本チャンピオンカーニバル初優勝 次は三冠ベルトを永田裕志から取り戻す
「プロレス・全日本」(7日、大田区総合体育館)
全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」優勝決定戦は、Bブロック1位で勝ち上がった芦野祥太郎がAブロック1位のT-Hawkを下し、初優勝を飾った。
T-Hawkが逆水平チョップ、芦野はエルボーなど、打撃技でお互いに一歩も引かず、激しい攻防を繰り広げたが、最後は芦野が必殺のアンクルロックで、T-Hawkがタップ。24分45秒の熱戦に終止符を打ち、栄冠を手にした。リング上ではトロフィーを肩に担ぎながら「取ったぞー。プロレスをやってきて、一番、うれしい」と絶叫した。
次なる目標は流出した三冠ベルトの奪還。「永田裕志がいつまでも持っていたら全日本プロレスのファンは満足できない」と、来場者に侘びた。
リング上では勝利の余韻に浸りながら、解説に訪れた永田裕志に宣戦布告した芦野は「三冠ベルトをどの会場、どの地方にも持っていくことができなかったというのはとても屈辱なこと。あってはならない。ベルトが流出しないようにしたい。俺が取り戻します」と、宣言。インターナショナルヘビー級・UNヘビー級・PWFヘビー級の3本のベルトを束ねた権威の象徴を、全日本に取り返すと誓った。