総合格闘家の朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベント「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ」の第８回大会のオーディション動画が朝倉のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで続々と公開されている。

　すでに５００万回に迫る再生回数となっている５日に公開された第２弾の動画では、“アウトローのカリスマ”瓜田純士の息子、瓜田ジェリヤが登場し、草加市議会議員の“ジョーカー議員”こと河合悠祐に跳び蹴りを浴びせるなど大暴れをみせた。

　まず、赤のジャケットに白塗りという「ＪＯＫＥＲ」のいでたちで登場した河合が、いきなりひな壇メンバーの方へと歩み寄り、「アホ面ばっかりやな、アホ面しかおらんで、なあ」と挑発。巨漢のエドポロキングに水をかけられて問答になっていると、ジェリヤが背後から跳び蹴りで急襲。「はよ座れ、こら」と、激怒し、言い争いとなった。

　その後、それぞれの自己紹介となり、河合は「ジョーカー議員の河合悠祐です。（ひな壇を指し）ここにいるようなのはクズばっかりやと思うんですけど、こんなクズが有名になって、子供たちが憧れてっていうそんな社会になったらアカンと思って、こいつらを成敗しにきました」と、応募のした理由を説明した。

　続いてジェリヤは「まだキックボクシング初めて２、３カ月なんですけど、必ずこのブレイキングダウンで有名になってプロの舞台に立ちたいと思います」と語ると、河合が「息子さん？瓜田純士さんの息子さんなの？」と絡み、ひな壇の父・純士に問いかけ、純士は「そうだよ。血は繋がってないけど息子だよ」と語った。

　すると、ジェリヤは「オモロイな、お前。やろうや俺と」と、対戦を要求。額を押しつけ合って視殺戦を繰り広げ、ジェリヤが河合を押し倒した。河合の白塗りが、ジェリアの額にべっとりとつき、河合は「試合で真っ白にしたるわ」と挑発。ジェリヤは「お前、真っ赤にしたるわ」と、予告した。

　それぞれの別撮りのインタビューＶＴＲではジェリヤが「去年離婚して、仕事を失って、事故して、借金もして、家も失って。絶対人生変えてやると思って」と、応募した理由を語り、河合は「負け組が夢叶えにきましたみたいなこといってますけど、アホかと。夢って自分でつかむもん。自分はそうやってここまできた」と、述べた。