ムエタイ22連勝 吉成名高が28年ロス五輪「出場したい」

 ペットナコン・ソーペッタワン(左)に強烈なハイキックを見舞う吉成名高
 勝利した吉成名高
 ハーフタイムショーでの花魁道中
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 「キックボクシング・ワールドカップin JAPAN」(14日、大田区総合体育館)

 キックボクシング17冠、幼少期から「天才ムエタイ少年」のニックネームをつけられた吉成名高(22)=エイワスポーツジム=が五輪出場へ意欲を示した。

 この日のメインイベントで20年、ムエタイ「TOYOTA CUP」王者のペットナコン・ソーペッタワン(タイ)を強烈な左膝蹴りで1ラウンド2分37秒KO勝利。22連勝を飾った。「戦う前からずっと1ラウンドで、勝利したいという話をしていた。メインだし、勝ってKOで締めたいなという気持ちが強かった」と振り返った。

 今大会は28年ロサンゼルス五輪種目選出へ競技拡大のために開催された第1回大会。会場には大会副会長の自民党・野田聖子衆議院議員が来場。大会会長を務める加藤勝信衆議院議員からは会場にビデオメッセージが届けられ、五輪種目へ気運は高まっている。

 幼少のころからムエタイ最強少年と言われ続けてきた吉成は「自分はずっとムエタイをやっているけど、ムエタイも今、オリンピックの正式種目に動いている話を聞いている。もし、ロスでムエタイのオリンピックを開催されるのであったら、ムエタイをやってきて、誇りを持っているので、日本代表としてプロアマ問題もあると思うけど、開催されるのであったら出場したいです」と、思いを明かした。

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