BDエース・飯田将成が大将戦勝利で一矢 僅差判定で韓国HEAT王者下すも朝倉未来「かみ合わず」 日韓戦5勝7敗で日本完敗

パク・ウォンシク(左)にパンチを出す飯田将成(撮影・堀内翔)
延長戦を終えたパク・ウォンシク(左)と飯田将成(撮影・堀内翔)
ブレイキングダウン8を盛り上げたBreaking Girl(撮影・堀内翔)
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 「BreakingDown8」(21日、プリズムホール)

 総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの第8回大会が行われ、今大会で初実施となる日韓対抗戦が行われた。

 大将戦となった“エース”飯田将成は、韓国のプロMMA15勝、HEATライト級第4代王者、パク・ウォンシクに3-2の僅差判定で勝利した。日韓戦は5勝7敗で日本が敗れた。

 序盤からお互いにまったく手を出さず、30秒が経過する緊迫の展開。残り30秒からまず飯田が攻めに出て試合が動いたが、最初の1分間は決定的な場面はなかった。続く1分間は、飯田がプレッシャーを掛けながら、優位に試合を進めたが、ここでも決定打はなかった。2度目の延長でも飯田が主導権を握りつつ、残り30秒からパクが一気に攻勢に出て、跳び膝など飯田を追い詰めた。

 判定は最後はオーディエンス票が飯田に入り、勝負が決した。パク・ウォンシクは不満げに吠え、飯田と健闘をたたえ合ったものの、首をかしげながら金網を後にした。

 解説の朝倉未来は「どちらにしても難しい判定で、かみ合わなかったですね。ファイトスタイルが。どちらも踏む込めなかったのでしょうがない」と、語った。

 飯田は試合後のマイクで「少し微妙なところがあった。お互いまたやろうと話した。とりあえず勝ったので。次はしっかりKOしたい」と語った。

 オーディションからその泰然自若ぶりが話題となっていた飯田。韓国勢の挑発にこめおらがキレて乱闘に発展する中、自らの席で腕組みをし、泰然自若の様子で状況を見守り続けると、韓国勢の1人に握手を求められ、それに応じる姿も。コメント欄やSNSでは「喋らない、乱闘しない。これぞ飯田さんって感じが好きすぎる」、「黙ったまま座り込んで相手から握手されたら返してる飯田さんラスボスすぎて草」、「冷静な飯田さん、ほんまかっこいい」、「座ってるだけで株が上がりまくっている飯田さん正直好き」との声が寄せられていた。

 飯田は元ボクシングの日本ランカーで、今回のオーディションの第1回動画で発表されたひな壇の視聴者投票で第1位に選ばれている人気選手。“孤高の破壊王”の異名を持つ。

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