元3階級王者・田中恒成がTKO勝利 中谷から刺激、節目の20戦目飾る

 「ボクシング・52・6キロ契約10回戦」(21日、パロマ瑞穂アリーナ)

 ボクシングで元世界3階級制覇王者の田中恒成(27)がWBCスーパーフライ級13位のパブロ・カリージョ(コロンビア)に10回2分43秒TKO勝ち。節目のプロ通算20戦目を白星で飾り「いい内容で勝てたので良かった。最後にきっちりと決められたので、自信になる」と笑った。

 試合前には、中谷潤人がWBOスーパーフライ級の王座決定戦に勝ち、2階級制覇を達成。同じ階級で戦うだけに、田中は「やっぱり力があるなと思う。負けていられない」と刺激を受けた様子。現時点で次戦は未定だが、主要4団体のいずれかの王者に挑む可能性もありそうだ。

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