僅差判定で賛否 BDエース・飯田将成に敗れた韓国戦士 不満滲ませる「私、勝ったよね?」「残念ながら偏見があった」
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown8」で初実施された日韓対抗戦のメーンイベントで“BDのエース”飯田将成に敗れた韓国のプロMMA15勝、HEATライト級第4代王者、パク・ウォンシクが21日、自身のインスタグラムを更新。飯田をたたえる一方で、賛否を呼んでいる判定について不満を滲ませた。
「私勝ったよね??!涙」と書き出したパク。「素晴らしい勇気で挑んでくれた飯田選手に敬意を表します」と飯田をたたえた上で、日韓戦は韓国が勝利したことに「韓国の選手はみんな一緒に奮闘し、とてもよく戦った。私の勝敗は残念ながら偏見があったが、韓国が勝った!大韓民国万歳!負けたとは思わないし、面白かった。みんなありがとう」と綴り、「パク・ウォンシクVS飯田2 次の試合はKOで勝利する」と、再戦に意欲をみせた。
実力者同士の戦いは開始からお互いに攻め手を探る展開が続き、2度の延長戦に。徐々に飯田が圧力をかけていた一方で、最終盤にはパクが跳び膝などで飯田を押し込んだが、決定打を欠いたまま、最終判定にもつれこんだ。結果、審査員は2-2で分かれ、最後はオーディエンス票が飯田に入り、飯田が3-2の僅差判定で勝利。ただ、SNSでは不完全燃焼の大将戦に賛否が分かれていた。
朝倉未来も「どちらにしても難しい判定で、かみ合わなかったですね。ファイトスタイルが。どちらも踏み込めなかったのでしょうがない。2人とも悔しがっていたけど、あの状態でカウンターを狙ってたから、お互いのまだレベルが、お互い実力がなかったからああいうふうになった」と、語り、再戦を示唆した。