元WBC王者・比嘉大吾 6・24に世界前哨戦「KOを狙わないと楽しくない」 BD出場、あきべぇと並ぶ15連続KO記録保持者
元WBC世界フライ級王者で、WBA世界バンタム級12位の比嘉大吾(27)=志成=が23日、都内の同ジムで会見を行い、6月24日に大田区総合体育館で、WBAスーパーフライ級3位のシリチャイ・タイイェン(タイ)とのバンタム級10回戦を行うと発表した。
同日はメインイベントのWBAスーパーフライ級タイトルマッチ、井岡一翔(志成)対ジョシュア・フランコ(米国)のセミファイナルとして行われる。
21日のブレイキングダウンに出場したあきべぇこと、渡部あきのり、浜田剛史(帝拳)と並びボクシング記録となる15試合連続KO記録を持つ比嘉。直近2試合は判定勝利となっており「倒しにいきたいですね。KOを狙いにいかないと楽しくない。判定で勝って、自分はうれしくても、回りは見ててつまらない」と拳を握った。
バンタム級は井上尚弥がスーパーバンタム級に転向しWBAは井上拓真が王座だが、2団体が王座不在。「いい勝ち方で次につなげたら」と世界戦の前哨戦と位置づけ、KO勝利を目指すと意気込んだ。