赤井英和の娘、プロレスラー・赤井沙希が涙の現役引退表明 デビュー10周年の決断「美しいまま散る花でいたい」
DDTに所属するプロレスラーの赤井沙希(36)が24日、東京・明治記念館で会見を開き、現役引退を表明した。今年の11月12日に両国国技館で引退試合を行う。
赤井は13年8月18日のDDT東京・両国大会からデビュー10周年を迎えピリオドを打った。会見では涙を流しつつ「こんなにも未熟なわたしを温かく応援してくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。悩みに悩んで親に大反対されながらも両国国技館でデビューしたことがつい昨日のようなことに感じます。この10年間、1度も止まることなく走り続けてきました。10周年を迎えるこの年にけじめをつけることで、私、赤井沙希はデビュー10周年を迎える今年、両国国技館にてプロレスラーを引退する決意をいたしました。美しいまま散る花でいたい。それこそが最終地点だと思っています」と、決断に至った理由を明かした。
KO-D6人タッグ王座、プリンセスタッグ王座、アイアンマンヘビーメタル級王座を獲得するなど、輝かしい実績を残し、現役を引退する。父は俳優の赤井英和。芸能・モデルと並行してリングに上がり、DDT所属の紅一点として、男子レスラーに負けず劣らずの激闘を繰り広げてきた。今年の1月4日に、都内で行われた「東京女子プロレス’23」では、SKE48の荒井優希とプリンセスタッグでの4度目の防衛戦に挑み、マックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ組に敗れて王座陥落となっていた。
赤井沙希(あかい・さき)1987年1月24日生まれ、京都府京都市出身の36歳。身長174センチ、体重53キロ。血液型A型。得意技はケツァル・コアトル/ダイビング・ボディアタック/ビッグブーツ/リーマン銀河/