中谷潤人が凱旋帰国 2階級制覇「ホッとしている」 次戦は秋頃を予定
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級新王者の中谷潤人(25)=M・T=が25日、米国から凱旋(がいせん)帰国した。羽田空港内で村野健会長らと会見に臨み「いい形で勝てて、すごく興奮しました。今はホッとしています」と話した。
5針縫ったという眉間の傷も勲章だ。アンドルー・モロニー(豪州)を強烈な左フックで倒してKO勝ち。鮮やかな勝利で本場ラスベガスのファンを魅了した。「いいパンチが当たって歓声が大きかった。気持ち良かった」と興奮気味に振り返った。
2階級制覇を果たし、ラスベガスで観光を楽しんだ。現地でのレストランでは記念撮影を求められ「いい試合をした実感はある」と胸を張った。今後については同級の他団体王者との統一戦、WBOタイトルの防衛戦を含め、あらゆる可能性に備える。「どういう状況になっても、すごく楽しい試合がお見せできると思う」ときっぱり。次戦は秋頃を予定している。