ボクシング 堤駿斗 日本最速東洋太平洋王座奪取 ブレイキングダウン8オーディション出場の兄も応援

 「ボクシング・東洋太平洋フェザー級王座決定戦」(31日、後楽園ホール)

 東洋太平洋フェザー級2位の堤駿斗(23)=志成=が、同級3位のジョージズ・サンティシマ(27)=フィリピン=に118ー110、119ー109、120ー108の3対0の判定勝利で田中恒成、清水聡らを超えて、日本最速3戦目での王座奪取を果たした。

 習志野高時代に世界ユースフライ級選手権優勝を果たすなどアマチュア13冠のホープが、1回から的確にポイントを重ねた。8ラウンドを終了してポイントは3対0とリード。未知なるラウンドとなった12ラウンドも体力は衰えず、左右フックを浴びせ、ダウン寸前にまで追い込み、圧勝した。「ダウンとりたかったですけど、テーマである明確な差をつけて勝つというのも頭に入れていた。勝ててホッとしています」と安どした。

 兄の勇斗さんが応援に訪れパワーをもらった。少年時代に極真空手の全国大会出場経験もある兄は今月のブレイキングダウン8のオーディションに出場。虎之介に敗れ、惜しくも本戦は逃したが「頑張れよ」と激励を受けた。「次世代が勢いに乗っている感じなので、乗り遅れないように。結果を出し続けたい」。世界王者へ向けて、勝ち続ける目標を立てた。

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