中谷潤人「3階級制覇と高い目標を持って」世界戦で負傷眉間は抜糸済み 相模原市ホームタウンアスリート認定式
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級新王者の中谷潤人(25)=M・T=が1日、神奈川県の相模原市役所で行われたホームタウンアスリート認定式に出席した。同市には16歳から移住し、緑区にあるジムで練習を行っている。「2階級制覇をして相模原市に帰ってくることができた。これからもホームタウンアスリートとして強くなる気持ちと、さらに上を目指して3階級制覇と高い目標を持って頑張っていきたい」と、気持ちを新たにした。
2階級制覇を達成して先月25日に帰国。バッティングにより負傷した眉間は、現在痛みはなく抜糸をするまでに回復している。ただ傷が開く可能性もあるため、しばらくは実戦を控え、シャドーやサンドバッグ打ちを中心としたジムワークを行うという。
統一戦か3階級制覇か、今後に注目が集まる中、24日にはWBA同級6位の井岡一翔(志成)が、同級王者のジョシュア・フランコ(米国)との世界戦に挑む。中谷は「チャンピオンが誰でも、という気持ちはある。誰がきてもいいように(状態を)整えていかないといけない」と、語った。