RIZIN・榊原CEO 皇治のMMAデビュー戦は年内計画 皇治は芦澤との再戦に意欲 最終目標は「俺はマルコメに一途」

 皇治の引退撤回を説得した榊原信行CEO(撮影・三好信也)
 引退を撤回した皇治(撮影・三好信也)
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 「RIZIN」の榊原信行CEOは2日、引退撤回の説得に成功した皇治のMMAデビュー戦を年内に行うプランを明かした。

 4月の「RIZIN41」大会で芦澤竜誠に敗れ、試合後に「現役を引退します」と宣言していた皇治。その後、榊原CEOは「終わって、はなから『ふざけたこと言ってるな、とにかくやれっ』という話を口頭でしていた」と話し合ったという。会見でのMMA挑戦表明には「本人も悔しかったって言ってましたし。すぐに1週間ぐらいで練習を始めたと言ってたから、割と早いタイミングでもう一回やってやろうという腹は決めたんだなと思います」と、ひと安心した。

 皇治自身、負けた直後は引退の意思が固かったという。当時の心境について「敗北というのはむちゃくちゃ悔しくて、むちゃくちゃ格好悪いと思うんですよ。調子にのって、調子こいて余裕をこいて負けたので」と振り返った。舌戦を繰り広げていた芦澤についても「彼は4月1日、強かったし、気持ちがすごくて、全部俺より上をいったから、ああやって俺が負けた。そこに関しては何もない。しっかりトライアスロンルール(MMA)で取り返したい」と、芦澤との再戦に意欲を示した。

 最終目標は「俺はマルコメ(メイウェザー)に一途、なんとしてもやりたい。あいつを捕まえられるように挑戦していきたい」と宣言。自身が手がける格闘技イベントのかNARIAGARIについても継続。「事業もいっぱい抱えてますから頑張りますよ。自分はまだまだ上にいきたい。それには強くならないといけない。NARIAGARIの選手もブレイキングダウンの選手もどこもそうですし、調子こいてるやつらとやりたいなと思ってます」と、MMAも事業も成功させる思いを明かした。

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