ボクシング 保田克也がWBOアジアパシフィックライト新王者に
ボクシングのWBOアジアパシフィック・ライト級王座決定戦が3日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位の保田克也(31)=大橋=が、同級2位アピチェット・ペッチマネー(33)=タイ=に3-0の判定勝利を飾り、王座に輝いた。
4回にまずは保田が右フックでダウンを奪ったが、相手に右ストレートを浴びダウンを奪われた。5回以降はお互い決定打を奪えなかったが、粘り強く戦った保田に軍配。115-113、116-111、118-109で勝利した。中大の主将を務めるなどアマチュア戦績は76戦64勝12敗と、経験豊富なサウスポーも「難しいですね。ボクシングは。109と言われたのは僕かと思った」と判定がでるまで、不安だったという。
2012年ロンドン五輪代表で師事を受けた鈴木康弘トレーナーも安どの表情をみせた。保田は「まだまだチャンピオンでも弱いほう。足りないところが見つかった。もっと上を目指していきたい」と高みを見据えた。