力石政法が前日計量クリア フィリピン合宿で「接近戦に自信ついた」 ノンタイトル10回戦

 10回戦でリカルド・ヌニェス(左)と対戦する力石政法(右、中央は亀田興毅ファウンダー)
 10回戦でリカルド・ヌニェス(右)と対戦する力石政法は計量をクリアして火花を散らす
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 「ボクシング・3150FIGHT SURVIVAL」(10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 ノンタイトル10回戦に出場するWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の力石政法(28)=緑=が9日、前日計量に臨んだ。対戦相手で元WBC同級2位、世界挑戦経験のあるリカルド・ヌニェス(パナマ)とともに、契約ウエート60・7キロで一発クリアした。

 パンツを脱いで計量した力石だが、スーパーフェザー級より1・8キロ上の契約だけに「今回はリラックスして減量も楽だった」と笑顔。5月に単身で渡ったフィリピン合宿で「接近戦に自信がついた。新しい自分のボクシングが見られると思う」と自信をみなぎらせた。また、同席した亀田ファウンダーは、この試合の勝利を前提に、力石の世界戦を「国内で開催する」と明言した。

 今回の興行は昼夜2部構成。昼の部は新設された日本スーパーミドル級王座決定戦10回戦で、国内男子最年長の45歳、日本スーパーミドル級1位の野中悠樹(渥美)と同級2位、元東洋太平洋ミドル級王者の帝尊(たいそん)康輝(30)が出場。夜の部は力石と、日本ヘビー級王者でデビューから5連続1回KO勝ちの但馬ミツロ(28)=KWORLD3=がノンタイトル8回戦に出場する。

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