井岡一翔が因縁のフランコと20秒にらみ合い 「決着つけたい」 6・24WBA世界Sフライ級王座戦 前回対戦はドロー

 フェイスオフをする井岡一翔(右)とジョシュア・フランコ(撮影・佐々木彰尚)
 握手をする井岡一翔(右)とジョシュア・フランコ(撮影・佐々木彰尚)
 こぶしを握る井岡一翔(右)とWBA世界S・フライ級王者のジョシュア・フランコ(撮影・佐々木彰尚)
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 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級6位で元4階級世界王者の井岡一翔(34)=志成=と、同級王者のジョシュア・フランコ(27)=米国=が17日、24日に東京・大田区総合体育館で行われるWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチに向けて、都内で会見を行った。

 昨年12月31日には判定0ー1の引き分けに終わった。井岡はWBO王座を返上して、希望していたダイレクト・リマッチが叶った。昨年、大みそか以来の対面を果たした両者は、最初のフェース・オフで20秒のにらみ合い後、メディアの要望に応えもう1度、行った。「ドローという結果に僕自身もフランコ選手も納得がいってないと思う。そこに対してお互い試合をして決着をつけたいという気持ちが一番、強い」とし、勝利を義務づけた。「明確に勝つことが一番だと思う。理想とするなら、KO勝ちというのが一番いいと思うし、明確に勝てるようにしていきたい」と、KO決着を望んだ。

 フランコは16日に来日。「(井岡は)自信のある感じがある」と警戒も、試合のプランについて井岡とは対象的に「勝利を目指して戦う中で、特にKOというものは考えてなくて、試合をきっちり支配をして、明確に自分の勝利だと示せる戦いができれば」と、戦略を立てた。

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