RIZINでまさか 王者クレベル・コイケ号泣 体重超過で王座剥奪「すみません…」24日に鈴木千裕と対戦
RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケが23日、「RIZIN.43」(北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前日計量に臨み、まさかの体重超過で王座剥奪となった。
公開計量でまさかの展開が待っていた。メインイベントで、挑戦者の鈴木千裕は65・95グラムでクリア。だが、続いてクレベルは66・40。まさかの400グラムオーバーとなり、会場は騒然となった。
マイクを持った榊原CEOは「本当に厳しい世界でいろんなことが置きますが、400グラムオーバー。クレベルはこの場でタイトル剥奪になります。明日、もちろんタイトルマッチとして行います。千裕が勝った時、千裕はベルトを巻く。クレベルが勝ってもノーコンテスト。厳しい世界ですが、格闘の世界。契約体重を守るために400を落とせなかった。クレベル、400グラムでベルトを失います。明日、逆に勝たなければいけない理由ができたと思います」と語った。
号泣して頭を下げるクレベルに鈴木は「ここまで来たら関係ない。クレベル選手、おれはやります。関係ない。全力で戦いましょう。世間がなんと言っても俺がOKと言っているので。正々堂々、明日やりましょう。大丈夫。僕たちはファイターなんで。本物と本物、どっちが強いかはっきりさせましょう」と握手を求めた。
クレベルは日本語で「すみませんでした。チヒロありがとう。ちょっと難しいけど。明日がんばりましょう、すみませんでした」と繰り返し謝罪した。