フルトン わずか2分で公開練習切り上げも「コンディションは最高です」25日に井上尚弥と対戦
ボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(米国)が14日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開。報道陣の前では練習項目はシャドーボクシングとパンチングボール打ちのみと、わずか2分程度で練習フロアから切り上げた。
7月25日に東京・有明アリーナで前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と対戦する。11日に来日してから3日。ずっと伸ばしているという顎髭姿で日本での生活を振り返り「練習して、休んで、そしてまた食べて、また練習して、休んで食べての繰り返しでコンディションは最高です」と笑みをこぼし話した。
米国ではロサンゼルスで、スパーリングを行ってきたというフルトン。ここまでの調整について「特別なことというのはあまりやっていないですけども、時間をかけて準備をするということはやってきました」と明かした。
この日は大橋会長、井上真吾トレーナーが視察する中、超最短で練習を切り上げた。プロでは初となる国外での試合も「いつもどおり、普段どおりと変わらない気持ちでいます。いつもどおりの感じです。プロではないですけども、アマチュア時代とかセミプロの時代では国外で戦っていたので、そういった意味では特にアウエーだからどうだとか感じていない」と冷静に話した。試合は「Lemino」ボクシングで生配信される。