ボクシング界のゆうこりん、黒木優子 あでやかな浴衣姿で「絶対統一王者になる」世界戦前日計量クリア
「ボクシング・WBA・WBO女子世界アトム級王座統一戦」(5日、神戸市立中央体育館)
調印式と前日計量が4日、神戸市内で行われた。46・2キロのリミットに対してWBO王者の黒木優子(32)=真正=が45・9キロ、WBA同級王者のモンセラット・アラルコン(29)=メキシコ=は、45・6キロでともに一発クリアした。
黒木は真正への移籍初戦。2014年に最初に世界ベルトとなるWBC世界ミニフライ級王者になってから「ずっと統一戦が夢だった」と言い、「明日はワクワクする試合をする。絶対、統一王者になる」と誓った。
女子力の高さで「ボクシング界のゆうこりん」と呼ばれる黒木は、これまでも着物やドレスアップした姿で調印式などに参加してきた。この日は「試合があって夏を楽しめなかったので」と、自身初の浴衣姿で調印式に登場。その後の計量では一転、鍛えあげた肉体をビキニで披露した。
相手のアラルコンも、黒木と同じく2階級制覇を達成している。黒木については「スピードがあって非常にいい選手」と分析。「明日はどちらがこのクラスの最強かを証明したい」と意気込んだ。