京之介-麦茶が8・11興行メイン!舌戦注目され米国「ESPN」で配信 重岡兄弟は秋にW団体内統一戦 亀田氏明かす

 ボクシング元世界3階級王者の亀田興毅ファウンダーが4日、大阪市内で会見し、主宰する「3150FIGHT Vol6大会」(11日・エディオンアリーナ大阪第1競技場)のメインを亀田3兄弟のいとこで日本フェザー級8位・亀田京之介(ハラダ)と日本スーパーバンタム級4位・中川麦茶(一力)のノンタイトル8回戦を抜てきすることを明かした。

 2人は試合前から舌戦を繰り広げ、初対面した7月12日はフェースオフ時に設けられた仕切りの金網を破壊し、ののしりあった。一連の騒動を海外も注目。アメリカ最大のスポーツ専門チャンネル「ESPN」で生配信されることになった。

 亀田ファウンダーは「海外からの問い合わせもあり、今回一気にメイン。ノンタイトルでありえないですよ。世界のライブでより多くの人に見てもらえる」と喜んだ。

 また、WBC世界ミニマム級暫定王者・重岡優大(ワタナベ)と同級正規王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)との団体内王座統一戦の入札の結果が5日に決まることを明かした。同統一戦はWBCから指令され、8月11日の興行での開催に向け、交渉したが決裂していた。

 すでに11日の興行で開催予定だった優大の弟でIBF世界ミニマム級暫定王者・重岡銀次朗(ワタナベ)と同正規王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)との団体内統一戦は、重岡銀の負傷により延期が発表された。

 5日の入札で興行権を勝ち取れば、亀田ファウンダーは仕切り直して今秋の3150FIGHTで兄弟同時、団体内王座統一戦を組む予定。「兄弟でダブルタイトルマッチにもっていければ。場所は東京で」と、説明していた。

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