プロレス界初の死亡事故で亡くなったプラム麻里子さん追悼で10カウントゴング 尾崎魔弓「いい興行になった」と涙

 プロレス団体のOZアカデミーは20日、東京・後楽園ホールで、1997年に死去したプラム麻里子さんへの追悼興行「プラムの花咲くOZの国 2023」を開催。リング場では追悼の10カウントゴングを行った。

 プラム麻里子さんは97年8月15日、広島市内で行われたタッグマッチで意識不明の重体となり翌日に病院で死去。プロレス界初の死亡事故で、29歳の若さだった。

 リングではダイナマイト関西、倉垣翼が哀悼の意を表し、リング上でのイベントに出席した。ダイナマイト関西は「毎年、プラムの花咲くオズの国、あれから26年がたって、本当に早いというか、なんかそんな、26年もたっていないような気がします」としみじみと話した。

 この日、タッグ選手権試合に出場し、王座を防衛した尾崎魔弓は「プラムもびっくりしてるんじゃないですか、この年でタッグチャンピオンになって世界認定されるなんて夢にも思ってなかった。いい興行になったと思います。麻里ちゃんにとっても」と涙を拭い、ジャガー横田は「いつまでも見守ってくれていると思います」と天を見上げた。

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