大仁田厚が電流爆破で盟友を追悼「テリー・ファンクよ、永遠に 1、2、3ファイヤー!」
「邪道」大仁田厚が26日、北海道石狩市役所前広場でFMWE「なくそうイジメ!地方応援プロレスFMWE電流爆破in石狩」を開催。24日に死去が発表されたテリー・ファンク氏を哀悼した。
メインイベント前には、大仁田の呼びかけにより、テリー・ファンクへ捧げる黙祷が行われた。800人を超える観客全員が起立し、テンカウントが鳴り響く中、すすり泣く往年のプロレスファンもいた。テーマ曲のスピニング・トーホールドが会場に響き渡り、いつまでも手拍子が鳴りやまなかった。
試合後はリングを囲んだファンらに水をまき、かつてのFMWを彷彿とさせる試合後のパフォーマンスを見せた大仁田は「テリーは、俺の兄貴であり、師匠でした!テリー・ファンクよ、永遠に!1、2、3、ファイヤー!」と哀悼の意を捧げた。
メインイベントの試合は大仁田厚、雷神矢口、吉田考志組と、ミスター・ポーゴ、怨霊、櫻井匠が6人タッグで激突。中盤で大仁田が、ポーゴのチェーン攻撃に苦しめられると、会場の子どもたちからも大きな大仁田コールが沸き起こった。ポーゴを巻き込みながら地雷に落とされ、窮地に陥った大仁田だったが、札幌在住レスラーの吉田の善戦にも助けられ、最後は櫻井を電流爆破バットで仕留めスリーカウントを奪った。