RIZIN 木村“フィリップ”ミノルがドーピング陽性 6・24KO勝利も無効試合に 罰金と出場停止6カ月「申し訳ない気持ち」
格闘技団体「RIZIN」は2日、「RIZIN.43」に出場した木村“フィリップ”ミノル選手のドーピング検査の結果、陽性と反応がでたと発表した。筋肉増強剤が検出された。今後は6カ月間の出場停止と、罰金を課すことが決定した。
木村は今年6月に行われた「RIZIN43」に出場。コンゴのロクク・ダリと対戦し、衝撃の失神KO勝利したが、無効試合となった。K-1時代から短期間で肥大化した筋肉ボディに成長したことから、一部では疑いの目が向けられていた。
これまでRIZINは15年以来、タイトルマッチとグランプリに出場する全選手には米国のWADAに検体を送り検査していた。今後について榊原CEOは「木村選手の結果を受け、タイトルマッチ、グランプリは検査を公表していく。タイトルマッチに関して罰金を課していく。今後は厳しく厳格に対応していきたい。個人的には残念でなりません」と明かした。
今後も再発防止へ厳重に検査を重ねていく方針を明かした。また、7月30日の試合のケラモフ、朝倉未来は陰性だったことを公表した。
木村“フィリップ”ミノルは「関係者の皆さん、応援して下さるファンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。