木村ミノルのドーピング問題余波 元K-1戦士「ドーピングして血の滲む練習するから強くなれる」発言に批判「一歩間違えたら殺人未遂」
格闘技団体「RIZIN」などに出場した木村“フィリップ”ミノルがドーピング検査で陽性となった問題で、元K-1でRIZINなどで活躍している久保優太が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ドーピングして簡単に強くなれるのなら喧嘩自慢の人たち、全員RIZINファイターになれちゃう ドーピングして血の滲むトレーニングするから強くなれるんでしょ。ペナルティ食らってもなおもまだみんな目くじら立てて何で怒ってるんだろう?冷静になろう!」と発信した。
ドーピング擁護と受け取られたようでコメント欄では、「命がかかってるから目くじら立ててる」、「プロ格闘家としてあり得ない、ビックリする発言」、「ドーピングは一歩間違えたら殺人未遂に該当するぐらいだと思いますよ」と、批判の声が多く寄せられた。
その後も久保は「もうずっと前から疑惑はあったのにも関わらずファンは彼が行うKOシーンに熱狂してた訳じゃないか!なのにこうなって掌返してここぞとばかりに叩いてる人達がスゴいキモいなぁーと」とつぶやいたが、3日になり「起きたら燃えてた。みんなにボコボコに論破されてもう立てない」とポツリとつぶやいた。
木村は今年6月に行われた「RIZIN43」に出場。コンゴのロクク・ダリと対戦し、衝撃の失神KO勝利したが、無効試合となった。K-1時代から短期間で肥大化した筋肉ボディに成長したことから、一部では疑いの目が向けられていた。木村は筋肉増強剤の成分が検出された。RIZINは今後6カ月間の出場停止と、罰金を課すことを決定。木村は「関係者の皆さん、応援して下さるファンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。