重岡兄弟 10・7世界統一戦へ兄・優大「KOします」1月 無効試合の銀次朗「落ち着いてやればああいうことはない。必ずどこかで仕留める」

 10月7日に王座統一戦を行う重岡優大(左から2番目)と重岡銀次朗(右から2番目)と渡辺均会長(右)と亀田興毅ファウンダー
「3150FIGHT VOL7」に出場する重岡銀次朗(左から2番目)と重岡優大(右から2番目)と亀田和毅(右)と「3150FIGHT」亀田ファウンダー
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 ボクシングの「3150FIGHT」は6日、WBC世界ミニマム級暫定王者の重岡優大(ワタナベ)とIBF世界同級暫定王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が10月7日に東京・大田区総合体育館で開催される「3150FIGHT VOL.7」で、兄弟世界ダブル統一戦を行うと発表した。

 兄・優大は4月にパンヤ・プラダプシーと対戦予定だったが、王者がインフルエンザに感染。その後、パンヤが6月に母国のタイで別の選手との防衛戦を行い勝利。WBCが優大との対戦指令を出したが、お互い自国開催を望んだため交渉がまとまらず、興行権は入札にもつれ込んだ。亀田側がミニマム級では異例の21万ドルで落札。いきさつについて興毅ファウンダーは「ダブルタイトルマッチを組んだんですけど、それが2人とも暫定になったので、次は正規のチャンピオンと2人そろって団体内の統一戦をやると決めていたので、ここは引いたらあかんなと。引けなかった」と明かした。

 対戦実現に優大は「暫定チャンピオンというのに一番、スッキリしていないのは僕自身ですし、満足も納得もしていない。自分がチャンピオンになったという自覚も特にないので、今まで通りチャレンジャーとしてやっていく。この1戦は今までと違う重みはある」と正規王者奪取へと意気込んだ。

 一方、4月にIBF王者となった弟の銀次朗は1月に正規王者、ダニエル・バラダレス戦で偶然のバッティングにより3回続行不可能となり無効試合に。再戦がかない、「自分も頭を気をつけようというのはあるんですけど、バッティング対策はやっていない。落ち着いてやればああいうことはない。自分はプレッシャーをかけ続け、必ずどこかで仕留めたい」とKO決着を掲げた。

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