重岡優大 正王者奪取へ闘志「今回もKOします」 弟・銀次朗と兄弟ダブル王座統一戦

 「ボクシング・WBCミニマム級王座統一戦」(10月7日、大田区総合体育館)

 亀田プロモーションは6日、都内で会見を行い、WBC世界ミニマム級暫定王者の重岡優大が「3150 FIGHT VOL.7」で、10月7日に正規王者ダニエル・バラダレスと統一戦を行うと発表。ミニマム級では異例の21万3000ドルで落札した決戦に、優大は正規王者奪取への強い思いを明かした。

 当初は4月に対戦予定も相手のインフルエンザ感染により中止。この一戦の入札が行われ、パンヤ陣営の17万ドルを上回った。弟・銀次朗との兄弟ダブル王座統一戦となり、亀田興毅ファウンダーは「2人そろって団体内統一戦をやると決めていた。プロモーターとして引けないところまできたので、ここはひたすら前に突き進むのみだった」と話した。

 優大は「もう逃げも隠れもできない。どっちが正規の王者かリングの上で決める」と決意を込めた。4月の暫定王座決定戦では、得意の左ストレートでメンデス(プエルトリコ)にKO勝利。「今回もKOします」と力強く宣言した。

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