桜庭和志の長男、桜庭大世がプロデビュー戦で柔道五輪金メダリスト内柴正人に一本勝ちの大金星!「むちゃくちゃうれしい」

 内柴正人(左)の足を取り、勝利した桜庭大世(撮影・吉澤敬太)
 内柴正人に勝利し、ファンの歓声に笑顔で退場する桜庭大世(撮影・吉澤敬太)
 内柴正人(右)に勝利し、握手する桜庭大世(撮影・吉澤敬太)
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 「ReBOOT QUINTET.4」(10日、横浜アリーナ)

 寝技格闘技大会のスペシャルシングルマッチで格闘家桜庭和志の長男、大世がプロデビュー戦に臨み、アテネ、北京五輪柔道金メダリスト内柴正人に一本勝ちで大金星デビューを飾った。

 会場が沸いた。力のある内柴は開始から上から首を押さえるなどしたが、足を取りにいく桜庭が下から攻めて、最後は左足を取って決めてタップ。初陣を飾り拍手の中で、柔和な笑顔を見せた。

 父親からは「攻めてナンボだろ」とアドバイスを受けた桜庭。果敢の攻めが実った。試合後のインタビュールームで開口一番「めちゃめちゃ疲れました」と明かし「むちゃくちゃうれしかった。自分的にも攻撃が最大の防御じゃないけど、攻めていけたら格好いいかなと思っていた」と振り返った。

 大学を卒業後は2年ほどサラリーマンをしていたが、父のように本格的な格闘家に転身。「練習していないな」と言われていたというが、試合後は父親と握手を交わした。今後の目標は「QUINTET」では父親が率いる「TEAM SAKURABA」での団体戦メンバーに選ばれることと、他団体の格闘技の出場に「出てみたい」と将来の夢を膨らませた。

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