亀田和毅 IBF世界フェザー級2位決定戦発表!来年3階級制覇照準!父・史郎氏16年ぶりセコンド復帰へ

 ボクシング元世界2階級王者でIBF世界フェザー級5位の亀田和毅(32)=TMK=が15日、大阪市内で会見し、10月7日に東京・大田区総合体育館で開催する「3150FIGHT VOL.7」で、IBF世界フェザー級2位決定戦12回戦を行うことを発表した。相手は同級8位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)でオーソドックスの技巧派。戦績は亀田が41勝(22KO)3敗、ドラミニが19勝(11KO)2敗。

 同級1位には阿部麗也(KG大和)が指名挑戦者として上位にいる。興行を主宰する亀田興毅ファウンダーは2位決定戦の意味に関し、「IBFはルールが厳格。2位に付けておけば自動的に指名挑戦者のチャンスが巡ってくる。あとはプロモーターとしてのパワーバランス」と説明。勝って2位に食い込めば来年、世界挑戦が実現する可能性は高まる。

 また、同戦では亀田3兄弟の父、史郎氏が国内では16年ぶりにセコンドに付くことも発表された。2007年、内藤大助-亀田大毅戦で暴言問題などにより日本ボクシングコミッション(JBC)からライセンスを取り消された同氏は8月にセコンドライセンスが再交付された。

 同氏は会見に乱入し、六甲おろしが流れる中、虎のTシャツを着用し、「サイコー」と絶叫。「岡田監督は18年ぶり、俺は16年ぶり帰ってきました。アレや、アレや、アレしかない」と、史郎節をさく裂させた。

 長男・興毅ファウンダー、三男・和毅とともに「3150ポーズ」も披露。和毅は「おやじには小さい頃から見てもらっている。世界戦にも何回も付いている。おやじにおってもらえるのはありがたい」と家族の絆が大きなパワーになる。

 和毅は21年12月にWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に勝利し、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)への挑戦権を得たが、その後アフマダリエフはマーロン・タパレス(フィリピン)に敗れ、実現せず。そして、タパレスとの対戦に向け陣営はファイトマネー300万ドル(約4億2000万円)を提示も、これも対戦が実現しなかった。タパレスは今年12月に井上尚弥との対戦が濃厚となっている。

 スーパーバンタムで有力選手と対戦が実現しないことから、1階級上げ、兄の興毅ファウンダーが主宰する「3150FIGHT」への参戦を決断。3階級制覇、亀田家8本目の世界ベルトに照準を合わせている。

 目標はフェザー級で世界王者となり、スーパーバンタム級で4団体統一後に転級が予想される井上尚弥(大橋)との対戦。「最大のモチベーションは井上尚弥戦。ベルトを取ることが(尚弥戦実現への)切符」と、力を込めた。

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