井上尚弥 パンチングマシン「7割の力」で驚異の124キロ!12月有力のタパレス戦は「交渉はうまく進んでいる」

 チャリティチャレンジで「7割の力」ながら124キロのパンチを放った井上尚弥(撮影・伊藤笙子)
 パンチングマシーンに右ストレートを打ち込む井上尚弥。「7割の力」でも液晶がゆがむほどのパワーを見せた(撮影・伊藤笙子)
 アンバサダーを務めるHUBLOTのチャリティイベントに登場した井上尚弥(撮影・伊藤笙子)
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 ボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30)=大橋=が21日、都内で行われた腕時計ブランド「HUBLOT」のチャリティーイベントに参加。15人の男女の子どもたちにボクシング教室を行った。

 子どもにはワンツーやジャブの打ち方などを指導。チャレンジコーナーではパンチ力測定マシンの測定を行った。子どもと井上の合計1000キロを達成したらウブロから200万円のスポーツ支援寄付金がもらえるというコーナーで自身も挑戦。右ストレートで「124キロ」を記録。ドッと沸いたが「7割の力程度です。結構硬いから、100%で打つと怪我をしかねないので」と、笑みをこぼした。

 質問コーナーではモンスターへのさまざまな問いを受けた。時間、階級を超えて挑戦したい相手はの問いに「井上尚弥ですね。例えば同じ井上尚弥とスパーリングをしたらどうなるのかとか、考えます。同じレベルの選手をどう崩すか考えたりするとパズルみたいで楽しいのかなと」と自身に興味を示した。

 12月にはWBA・IBF王者のマーロン・タパレスとの対戦が濃厚だが井上は「交渉はうまく進んでいる。自分はタパレスに向けてトレーニングはしています。ここからまたパートナーをしっかり絞って、つめていくと思う」とタパレスに一本化していることを明かした。

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