ボクシング亀田和毅「後半、仕留める」10・7へKO宣言 糸井嘉男氏もゲキ「来年、世界をとって」

 亀田和毅(右から2人目)を激励した糸井嘉男氏(同3人目)右が金平会長、左が亀田興毅ファウンダー
 亀田和毅を激励に訪れた糸井氏
 ドラムミットを持ち亀田和毅(右)からボディーを受けた糸井氏
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 ボクシング元世界2階級王者でIBF世界フェザー級5位の亀田和毅(32)=TMK=が22日、大阪市内でスパーリングを公開し、フィリピンの元WBOアジアパシフィック王者を相手に順調な仕上がりを見せた。10月7日に東京・大田区総合体育館で開催する「3150FIGHT VOL.7」でWBA世界フェザー級2位決定戦12回戦を同級8位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)と行う。戦績は亀田が41勝(22KO)3敗、ドラミニが19勝(11KO)2敗。

 和毅は「相手はスタミナがありそう。足も速いし、後半戦、足を止めて倒したい。相手が前に出てこようが、アウトボクシングしようが引き出しは持っている。そこを出していけば仕留められる」と自信をあふれさせた。

 同級1位には阿部麗也(KG大和)が指名挑戦者として上位にいる。興行を主宰する亀田興毅ファウンダーは2位決定戦の意味に関し、「2位に付けておけば自動的に指名挑戦者のチャンスが巡ってくる」と説明し、勝って2位に食い込めば来年、世界挑戦が実現する可能性は高まる。

 弟のスパーを見守った興毅ファウンダーは「技術が違う。うまい。もう完成されている。誰でも勝てる。フェザー級でスタミナの心配もない。今のこの動きのまま試合でできる」と舌を巻いた。

 この日は親交があるプロ野球・阪神、オリックスなどで活躍した糸井嘉男氏がジムに激励に訪れた。「タイガースも優勝して関西が盛り上がっている。今回は世界前哨戦。来年、世界をぜひとってほしい。ずっと応援している。今回は阪神、オリックスが優勝して忙しいけどむりやり(スケジュールを)空けてきました」と、“V魂”を注入した。

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