“ウズベキスタンの剛腕”ラマザン・テミロフ 征矢貴を左フックで1回KO フライ級で頭角
「RIZIN.44」(24日、さいたまスーパーアリーナ)
ラマザン・テミロフ(26)=ウズベキスタン=が征矢貴(27)=パラエストラ松戸=を左フックで沈め、1回3分15秒KO勝利。第1試合、オープニングゲームを飾った。
ストライカー同士の対決はいきなりの打ち合い。征矢も左右フックでダメージを与え、テミロフは流血。しかし、形成を取り戻しテミロフが右バックキック2発を決めて追い詰めると、最後は左フックを決めて、レフェリーストップ。激しいスタンドパンチを浴びせ、母国の国旗を掲げて、喜んだ。
前回5月の「RIZIN42」に勝利した参戦2連勝。テミロフが空白のフライ級で頭角を表した。「ライジンさんと契約して2回勝ってるのでうれしい。自分の打撃、パンチを信用したので、勝つという気持ちでやっていた。一番欲しいのはベルト。堀口選手と戦いたい」と堀口恭司との対戦を熱望。敗戦した征矢は「相手の方が強かった。イメージどおり近い距離の打ち合いはパワーがあった」と脱帽した。
RIZIN.44はABEMA PPVで独占生中継。メインはクレベル・コイケと金原正徳が対戦する。