ドラゴン藤波と大仁田厚が一触即発と思いきや、大仁田呼びかけも藤波現れず…「フラれて始まる恋路があってもいい」
「プロレスリングFTO20周年大会 THE BIG SHOW」が24日、大分市・お部屋ラボ祝祭の広場で行われた。
この大会は、大分を盛り上げようと、地元200社の企業が協賛。入場料無料での開催となり、会場には1000人を超える観客が集まった。地元大分県出身の藤波辰爾、福岡在住の大仁田厚をはじめ、全日本プロレスの石川修司、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケ、大阪プロレスのスペル・デルフィンらが参戦した。
第7試合には藤波が石川、サスケと組み、ドラゴンスリーパーを決め、会場が拍手喝采に包まれた。大仁田は、第8試合メインイベントに登場。試合は、大仁田、佐野直、メジロ・キッド組が、スカルリーパーA-ji、リッキー・フジ、怨霊組と有刺鉄線電流爆破形式で激突。激しい爆音に会場中がどよめき、最後は大仁田と組んだプロレスリングFTOの若手のホープ、メジロ・キッドが有刺鉄線電流爆破ボードに沈められ、スカルリーパーが20周年大会を勝利で飾った。
試合後のリングのマイクで、大仁田は「藤波さん、もし、まだいたら、出てきてください!」とかねてより対戦したい相手として名前を挙げていた藤波に呼びかけた。しかし藤波はリングに現れず、呼応することはなかった。
大仁田は藤波に呼びかけた件に触れて「藤波さんは、大先輩で憧れで本当に強い選手。俺が若手の時のドラゴンブーム、そのもっと前から強くてかっこいい選手。俺は来年デビュー50周年を迎えるんだけど、電流爆破を新日本プロレスに上げたり、最近では全日本プロレスにも上げた。だけど猪木さんとはリングで触れ合えなかった。で、次の目標を考えた時、藤波さんの顔が浮かんだ。今日呼びかけたけど、しっかりフラれたよね(笑)。だけど、フラれて始まる恋路もあってもいいと思うんだ」と撮ってもらった藤波とのツーショット写真を見せながら、嬉しそうに語った。
邪道流のドラゴンダンジョンは始まったばかりといったところ。邪道の50周年ロードの今後が注目される。