「邪道」大仁田厚50周年ロードに向けて休養宣言「引退じゃないよ、休養だよ」
2024年にデビュー50周年を迎える大仁田厚が27日、約1カ月の休養することを宣言した。「今年は腹部大動脈瘤のステント手術をして、腕の骨折のためプレートを入れてもらう手術もした。もともと膝は人工関節だし、たまに痛む。術後の検査も含めて、2024年を突き進むためにも、約1カ月間休養します」と満身創痍であることと、術後の検査をおざなりにしてきたことを打ち明けた。
加えて大真面目な顔で「腹部大動脈瘤だけど、俺は健康診断で見つけてもらえた。主治医が言うには、破裂して亡くなる人が年間3000人くらいいるらしい。予防の検査は大事だと痛感したよ。健診は面倒くさがらず、ちゃんと行ってくれよな。日頃のチェックとメンテナンス。どっちも大事じゃ!」と話し「休養って言葉、使い慣れないな(笑)。引退じゃないぞ、休養だぞ。22日のトークイベントの復帰まで、休養します」と続けた。
仕事復帰となる10月22日開催予定の、恩師で今年8月に亡くなったテリー・ファンクを語るトークイベントについて、「テリーのプロレスの試合映像を観ながら、凄さを語ったり、プライベートの話をしたり。この日は、会場のみなさんを巻き込んで、テリーを語り尽くしたい」と話した。
65歳にして「休養」の文字を覚えた邪道は、12月17日に横浜で開催予定の自身が代表をつとめるFMWE年内最終戦を含め、年末に向けて出場の予定が数試合ある。