IBF王者ダニエル・バラダレス 3カ月前に父・妻・娘のタトゥーを入れ「子どもにベルトを見せたい」

 「ボクシング・IBF世界ミニマム級王座統一戦」(7日、大田区総合体育館)

 IBF世界ミニマム級暫定王者の重岡銀次朗(ワタナベ)と対戦する同級正規王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)が3日、都内のワタナベジムで練習を公開。3カ月前にタトゥーを入れた家族のためにもベルトを防衛する目標を明かした。

 1月の重岡銀とのタイトル戦では3回、偶然のバッティングで試合続行が不可能となり無効試合となった。その影響で一時期、左耳が難聴となったが3カ月後に完治し万全の状態での再戦となる。「あの試合は短くて何もできなかった。重岡はいい選手に間違いないが、自信があるし、怖くない。今回こそ最後に倒す」と意気込みを明かした。

 対策としてメキシコの標高4000メートルの高地でトレーニングに励み140ラウンドほどのスパーリングをこなしてきた。前回対戦時は両腕は真っさらだったが、今対戦前に家族のためにもと左腕には長女の顔のタトゥーを、右腕には父と妻のものを入れた。「3カ月前に(タトゥーを)入れた。子どもにベルトを見せたいというモチベーションがある」と防衛を誓った。

 この日は1ラウンドのミット打ちを披露した。視察した町田主計トレーナーは「コンディションは良さそう。右と同時に頭をぶつけてくるのは気をつけたい」とリング場の動きを警戒した。

 

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