IWGPヘビー級王者 SANADA ベルトを持って逃亡を図るEVILを下し王座防衛 来年1月4日の東京ドーム大会 G1王者内藤哲也と激突
「プロレス・新日本」(9日、両国国技館)
IWGP世界ヘビー選手権試合が行われ、ベルトを強奪されていたSANADAがやられ放題だったEVILに雪辱し、4度目の王座防衛を果たした。
場外に押し出された選手を、セコンドがリングに押し戻すランバージャックデスマッチルールで行われ「Just 5 Guys」と「ハウス・オブ・トーチャー」それぞれのユニットが入り乱れる戦いに。EVILは試合途中、チャンピオンベルトを持って両国スタンドを駆け上がり、逃亡を図ったが「Just 5 Guys」に止められてリングへ戻され、SANADAはルールに助けられた。
リング内でも「Just 5 Guys」の連携が実った。「ハウス・オブ・トーチャー」のラフプレーを新メンバー上村優也が助太刀。試合終盤、ゲスト解説の武藤敬司氏の前でシャイニングウィザード2発を決め、最後は決め技デッドフォールでEVILを沈めた。
来年1月4日の東京ドーム大会メインでG1クライマックス王者の内藤哲也との対戦が決まった。SANADAは「ご存じの方も多いと思うんですが、18年前、新日本プロレスを受験してその時に受かったのが内藤哲也、落ちたのがSANADA。そして今18年後、落ちたSANADAがチャンピオン、受かった内藤哲也がチャレンジャー。これ夢ありませんか。内藤さん1月4日、楽しみにしているよ」と対決を心待ちにした。