1・4東京ドーム SANADA対内藤哲也戦発表も 内藤はメインイベント開催に懐疑的「トリプルメインとか言いかねない」
新日本プロレスは10日、都内で記者会見を開き、来年1月4日に開催される「WRESTLE KINGDOM in東京ドーム」でのIWGP世界ヘビー級選手権のメインカード、SANADA対内藤哲也戦を発表。しかし、内藤はメインで行われるかどうか懐疑的な姿勢を示した。
前夜9日、EVILの挑戦を退け、新春正式にチャレンジャー内藤を迎え撃つことが決まったSANADAは、「近年の新日本プロレス、棚橋、オカダ、内藤と、ありきたりのメンバーだったので、ここはSANADAがしっかり勝ってありきたりを壊したい」と意気込みを明かした。一方、内藤はプロレス界最高峰のIWGP世界ヘビー級選手権がメインで開催されるかどうか信用せず、不満をあらわにした。
内藤は「俺が一番楽しみにしていたのは、試合順で、てっきり2024年東京ドーム大会のメインイベントはIWGP世界ヘビー級王座戦、チャンピオンSANADA対内藤哲也ですって発表されると思っていた。その点に関しては残念ですね」と思いをぶつけた。この発言にSAANDAも「メインイベントは分からないということですか?」と司会の清野アナウンサーに問いただした。
しかし、正式回答はなく質疑応答が続き、会見終盤に清野アナウンサーが「この一戦、IWGP世界ヘビー級選手権試合はWRESTLE KINGDOMのメインイベントとして行われることは間違いないということです」と発表。内藤はこの発表の仕方にすっきりしない様子だった。
「ギリギリになって、いきなり変えることもありえますから。メインイベントですって言ったところで、いやダブルメインイベントにします、トリプルメインイベントの一つ目が、このIWGP世界ヘビー級選手権試合で、メインイベントっていったから間違いないでしょうって言いかねない会社。俺はギリギリまで信用してない」と訴えた。
4年前の「WRESTLE KINGDOM」ではコロナ禍で声出しが不可。「ロス・インゴ・ベルナブレス・デ・ハポン」の大合唱ができなかった。大会の最後に大合唱をしたい思いが強いようだ。